『ガニ股打法』から『振り子打法』まで!?プロ野球の歴代の名物打法を集めてみた
- 2015/11/20
- プロ野球
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独特の打撃フォームには深い理由があった!?
プロ野球選手の打撃フォームは千差万別あり、それぞれに特徴を持った打法が存在しています。そこで、今回はプロ野球ファンの記憶に残る『名物打法』を集めてみました。
種田仁 「ガニ股打法」
中日、横浜で活躍した種田選手の『ガニ股打法』です。打撃不振に陥っていたシーズンに、左肩が内側に入りやすいという癖を矯正するために種田選手自身が開発した打法です。『始めから身体を開いて左をつま先立ちすれば、左肩は内側へ入らない』という考えがあったそうです。ガニ股打法に変えた2000年シーズンには打率314を記録し、カムバック賞を受賞しました。
八重樫幸雄 「八重樫打法」
ヤクルトの名物選手、八重樫選手の『八重樫打法』です。1983年当時の打撃コーチ、中西太氏と二人三脚で作り上げました。八重樫選手が普通に構えると、投手がメガネの縁にかかり視界から外れてしまうために編み出されました。フォーム改造後の1985年シーズンには自身初のベストナインを受賞しています。
落合博満 「神主打法」
プロ野球史上唯一、三回の三冠王を獲得した落合選手の『神主打法』です。バットを前に倒し長くボールを見極め、広角に打ち返す打法で、落合選手は『レフトにスライスをかけ、ライトにフックをかける』打法であると語っています。パワーのある外国人に対抗するために自身で試行錯誤を繰り返し、編み出した打法です。
イチロー 「振り子打法」
オリックス時代のイチロー選手の代名詞となったのが『振り子打法』です。投手側の足をすり足のように移動させ、身体を投手側へ移動させながらスイングします。1993年シーズンに当時の河村健一郎二軍打撃コーチに寄って発案されました。この『振り子打法』は後に、坪井智哉選手、福浦和也選手、川崎宗則選手などが用い、パワーが無い選手でも強い打球が打てるというメリットがあると言われています。
タフィー・ローズ 「水平打法」
近鉄、巨人、オリックスでプレーし、464本の本塁打を打ったタフィー・ローズ選手の『水平打法』です。バットを水平に持ちタイミングを取るという非常にユニークな打法でした。2001年には当時の日本タイ記録となる55本の本塁打を放ち、近鉄バファローズの優勝に貢献しました。
他にも沢山ある『名物打法』
以上の5選手の名物打法を紹介しましたが、他にも近藤和彦選手の『天秤打法』や梨田昌孝選手の『こんにゃく打法』などプロ野球ファンの記憶に残る名物打法は沢山存在します。
皆さんのお気に入りの名物打法は何ですか?
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