子供から大人まで楽しめる『ボールパーク』広島・マツダスタジアムの魅力とは?
- 2015/12/14
- プロ野球
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黒田、新井の加入もあり収容率3位を記録!
2015年シーズンのプロ野球の観客動員数の収容率でセパが誇る人気球団。巨人、ソフトバンクに次いで3位の数字を記録したのが広島カープです。広島市は人口が120万人弱と、東京や福岡市に比べて人口数で劣る中で、ニューヨーク・ヤンキースから復帰を果たした、黒田博樹選手や、阪神タイガースから復帰した新井貴浩選手の加入などもあり、収容率3位を記録しました。
2015年シーズン
- 東京ドーム(巨人)1試合平均42,270人(45,600人収容) 収容率92%
- ヤフオクドーム(ソフトバンク)1試合平均35,221人(38,500人収容) 収容率91%
- マツダスタジアム(広島)1試合平均 29,722人(33,000人収容) 収容率90%
そんな広島カープの本拠地となっているのが、『マツダスタジアム』こと『MAZDA Zoom-Zoomスタジアム』です。それまで使用されていた『広島市民球場』の老朽化に代わる施設として広島市が主体となって建設し、2009年にオープンしました。今回はそんなマツダスタジアムの魅力についてまとめてみました。
多様な座席シート
マツダスタジアムでは一般席とは別に『プレミアムシート』と呼ばれる座席が用意されています。工夫が施された多種多様な座席はマツダスタジアムの人気の一つです。
砂かぶりシート
バックネット裏に二ヶ所(各40席)、内野一塁、三塁側のカメラマン席の横(各150席)、3層からなるレフトスタンドの1層目(180席)に位置しています。大相撲の『砂かぶり席』を意識して作られており、座席がグラウンドレベルより低く設置されているのが特徴です。内野に設置されている『KIRINシート内野砂かぶり席』ではカープが勝利した時に、ヒーローインタビューを受けた選手とハイタッチできるという特典があります。
寝ソベリア
スコアボードの横、ライト側に設置されている座席。地面には人工芝が敷き詰められており、チケットを購入した人には赤色のクッションソファーが用意されます。ソファーは、防水加工が施され、長時間でも疲れに異様に厚みを持たせており、ゆっくり寝転びながら観戦できます。
びっくりテラス
ライトポール側のスタンドに設置された座席で、観戦しながらバーベキューなどを楽しめます。椅子やピクニックテーブルが備え付けられており、食材はチケットとセットで販売されています。ファールボールが突然飛び込みやすいエリアであることから、『びっくりテラス』という名が付きました。
完全個室のバー?!お酒で観戦?!
マツダスタジアムの外野指定席ライトの下には完全個室のスポーツバーが設置されています。空調の利いた貸し切り部屋で、季節を快適に観戦することが出来ます。それだけではなく、広島が生んだ天才打者、前田智徳選手が実際に使っていたロッカーや、『炎のストッパー』津田恒美選手のプレートもあり、往年の広島ファンから現在のファンまで楽しめる空間になっています。
子供でも楽しめる遊具完備
マツダスタジアムには、子供連れのお客さんでも楽しめる工夫が凝らされています。その一つが『ふわふわ遊具』と呼ばれる遊具の設置です。スタジアムに登場以来、大人気の『ふわふわカープ坊や』、多目的イベントスペース『かば広場』屋上にある『スラィリースライダー』などは大人気で、野球観戦に飽きてしまった子共たちでも楽しめるスペースになっています。
観客目線のおもてなしボールパーク
このようにマツダスタジアムには、『観客目線』に立った様々な趣向が施されています。これは、アメリカメジャーリーグ、ボルチモアオリオールズの本拠地、『オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ』に代表される、『ネオ・クラシカル様式』という考え方を広島球団が新球場の設置に取り入れたことが理由の一つです。ボールパークと呼ばれるメジャーリーグの球場にも負けない日本のスタジアム。マツダスタジアムはその中の一つであると言えるでしょう。
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