沢村賞からWBC優勝メンバーまで!2016年復活を期する「松坂世代」
球界を席巻したレジェンド達
2016年新シーズンを迎える日本のプロ野球。注目ポイントはたくさんありますが、その中でも注目したいのがかつて一斉を風靡した「松坂世代」の復活です。
今年で35歳~36歳のシーズンを迎えるこの世代には復活が期待される大物選手が揃っています。今回はその中でも野球界を支えてきた5選手を紹介したいと思います。
松坂大輔(ソフトバンクホークス)
主な実績・タイトル
- 沢村賞(01年)
- 最多勝利(99年~01年)
- 最多奪三振(00年~01年、03年、05年)
- ゴールデングラブ(99年~01年、03年~06年)
- WBC最優秀選手(06年、09年)
まずは「松坂世代」の主役、ソフトバンク・ホークスの松坂大輔選手です。
日米通算164勝の実績を引っさげ9年振りに日本球界に復帰した2015年シーズンはオープン戦で右肩の疲労などの影響もあり戦線を離脱すると、結局復帰することはなくプロ入り以来初の登板ゼロに終わりました。
大谷選手や藤浪選手を始めとして若手投手の成長が著しい日本プロ野球界ですが、松坂選手の復活に期待するファンは少なくないはずです。
藤川球児(阪神タイガース)
主な実績・タイトル
- 最優秀中継ぎ投手(05年、06年)
- 最多セーブ投手(07年、11年)
- WBC日本代表(06年、09年)
2016年から4年振りに阪神タイガースのユニフォームに袖を通したのが、「JFK」の一角を担い2000年代の阪神を支えた藤川選手です。
2013年シーズンに阪神からFA権を利用してアメリカ・メジャーリーグ、シカゴ・カブスへ移籍を果たしましたが、故障なども重なり思うような活躍は見せられませんでした。
独立リーグ・高知ファイティングドッグスを経て古巣・阪神に復帰した今シーズンは、金本新監督の元、先発投手としての活躍が期待されています。
杉内俊哉(読売ジャイアンツ)
主な実績・タイトル
- MVP(05年)
- 沢村賞(05年)
- 最多奪三振(08年、09年、12年)
- WBC日本代表(06年、09年、13年)
通算142勝を誇り、WBC日本代表に唯一3大会連続の出場を果たすなど、日本プロ野球を代表するサウスポーとして鳴らして来たのが巨人の杉内選手。
巨人に移籍後4年目のシーズンとなった2015年は、故障により戦線離脱するなど6勝6敗に終わり、ソフトバンク在籍時の2006年以来9年ぶりに規定投球回に到達しませんでした。
5億円から4億5千万減の5000万円(推定)の大減俸を受け入れて迎える今シーズン、背水の陣で臨む意気込みを感じます。
和田毅(ソフトバンクホークス)
主な実績・タイトル
- MVP(10年)
- 新人王(03年)
- 最多勝(10年)
2016年シーズンから5年振りにソフトバンクのユニフォームを着ることになるのが和田選手です。
2012年シーズンにボルティモア・オリオールズへ移籍を果たしましたが、トミー・ジョン手術を受けるなど故障に泣かされ、4年間でメジャーでの勝利数は5勝と本来の活躍を見せることは出来ませんでした。
2年連続日本一のソフトバンクにおいて、武田選手、バンデンハーグ選手、摂津選手など力のある投手が並ぶこの先発ローテの中に、和田選手と松坂選手という二人がうまく噛み合えばさらなる相乗効果が見込めるでしょう。
村田修一(読売ジャイアンツ)
主な実績・タイトル
- 本塁打王(07年、08年)
- ベストナイン(08年、12年~13年)
- ゴールデングラブ(13年~14年)
- WBC日本代表(09年)
通算321本塁打を重ねてきた村田選手。プロ13年目を迎えた2015年シーズンは開幕から不調に陥り、故障による二度の二軍落ちも経験し、巨人に移籍後初の規定打席に到達しないシーズンとなりました。
2016年シーズンは、高橋由伸新監督のもと、復活を期するシーズンとなります。阿部選手、長野選手、坂本選手などと並び、2012年~2014年シーズンのセ・リーグ3連覇に貢献した主力としての活躍に期待です。
他にも実績十分の大物がズラリ
以上の5選手を紹介しましたが、その他にも13シーズン在籍した巨人からDeNAへ移籍し、心機一転を図る久保裕也選手や、2015年のカムバック賞を受賞したヤクルトの館山選手など実績十分の大物選手がズラリと並んでいます。
若手選手の台頭が著しい近年のプロ野球界において、これまでの野球界を支えてきた彼らのようなベテランにも若手に負けないような活躍に期待です。
2016年シーズン、あなたが期待する松坂世代は誰ですか?
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