オフだからこその顔ぶれ?!イチロー×清原 、糸井×柳田 『豪華な合同自主トレ』
チームを超えた切磋琢磨
近年、チームという垣根を越えて次のシーズンへ向けて合同自主トレを行うことが多くなっています。普段は別々のチームで戦う選手が一緒に練習を重ねることは、単に練習を行うよりも倍以上の大きな収穫をもたらすのでしょう。今まで、大物選手たちがタッグを組み、普段では見ることのできない豪華な練習を行ってきました。今回はそんな今まで豪華な合同自主トレと「これから実現するのでは?」と噂されているコラボをまとめてみました。
2007年 イチロー×清原和博
「イチローがどんな練習をするのか興味があった。忘れられない一日」−清原
「一緒に練習できて最高。大きな、大きな一日だった」−イチロー
イチロー選手のストイックな練習に全力で答えるこの時40歳の清原選手。
「絶対に僕の練習にはついて来れないと思っていたけど、むきになってついてくる姿に今年に懸ける意気込みを感じた」
これだけ実績のある2人が、ひたむきに、そして真っすぐに刺激を受けあえる。バッターとしてのタイプは違えど、大打者の2人のバッティング練習は濃密なものであったに違いありません。
2009年 松坂大輔×桑田真澄
前回王者として迎える第2回WBCでもエースとして期待がかかる松坂投手が、憧れの「18番」桑田投手の元へ。桑田投手の話に、正座して聞き入り、伝授されたカーブをすぐさま実践するなど、松坂投手の精力的な姿が印象的でした。その2ヶ月後、日本代表は連覇を果たし、松坂投手は2大会連続のMVPに輝きました。
2014年 糸井嘉男×柳田悠岐
「パーフェクトマン」−柳田
「たぶん日本人で一番飛ばす。バケモン」−糸井
初日から6時間。柳田選手の足が吊るアクシデントに見舞われるほどのハードな練習の中で、超人の2人が切磋琢磨しました。そして迎えた2014年のシーズンでは、糸井選手は初の首位打者を受賞。柳田選手は打率.317 15本塁打 33盗塁と大ブレーク。合同自主トレは大きなターニングポイントの一つとなったでしょう。
2015年の噂
前田健太×藤波晋太郎
以前から前田投手からアドバイスを受けていた藤浪投手が、「機会があれば一緒にやりたいです」と合同自主トレを熱望しています。新人から2年連続の2ケタ勝利をマークしても尽きることなき探究心。次世代を担う藤浪投手は、日本のエース「マエケン」から何を学ぶのでしょうか。
田中将大×松井裕樹
2014年10月、クラブハウスを訪れた田中投手に「自主トレよろしくお願いします」と合同自主トレを申し込んだそうです。将来のエース候補である松井投手。楽天時代の2013年24勝0敗でチームを初優勝へ導いたかつての大エースから学び、2年目の躍進を目指します。
イチロー×糸井嘉男
「首位打者おめでとう」「自主トレにおいでよ」-イチロー
先日、イチロー選手と糸井選手にほっともっとフィールド神戸のロッカーにて対面しました。2年前からイチロー選手との自主トレを熱望していた糸井選手はこれに感激。40代になってもまだまだ衰えを見せないイチロー選手と、驚異の身体能力の糸井選手、2人は自主トレでどんな化学反応を起こすのでしょうか。
環境が人を成長させる
尊敬するプレーヤー、手本となるプレーヤーと一緒に練習することで得られるモチベーションと技術は計り知れないものでしょう。果たして2015年はどんな「豪華で有意義な」合同自主トレが行われるでしょうか。
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