2強時代から戦国時代へ!名門常総がリードも有力校が並ぶ激選区・茨城に注目!
- 2016/7/7
- 高校野球
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常総学院と霞ヶ浦の2強時代の茨城に変化!?
全国制覇2度経験の名門常総学院が引っ張る茨城の高校野球。2012年秋から2014年春の茨城県大会決勝は、5季連続で常総学院と霞ヶ浦が天下を分け合ってきました。しかし、試合巧者藤代を始め、ここ2.3年で明秀日立や石岡一も頭角を現し始め、茨城地区に変化が見られ始めるようになりました。
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過去5年は名門常総、優勝候補の一角霞ヶ浦、夏に強い藤代が茨城を制覇
過去5年間を見てみると常総学院が2回、藤代が2回、霞ヶ浦が1回、夏の茨城を制し甲子園に出場しています。
常総学院 春夏通算23回出場
- 2011年で勇退した木内幸男氏が育て上げ、2001年センバツ、2003年夏の選手権で全国制覇を2度果たしている名門。
- 名将の後を受け継いだ「佐々木常総」となっても、夏の選手権、センバツで1度ずつベスト8に進出し、伝統の機動力野球で毎年優勝候補筆頭に挙げられています。
霞ヶ浦 春夏通算2回出場
- 2015年に夏の甲子園初出場を果たすまで、7年間で5度、夏の茨城県大会決勝に進出しながら優勝を逃してきた強豪私学。
- 8年間で6度目の挑戦で悲願達成。毎年総合力の高いチームに仕上がり、常総のライバルとも言える存在です。過去5年間で、常総と6度決勝で対戦し、3勝3敗と互角。
藤代 春夏通算5回出場
- 過去5年間で2度夏の茨城を制覇し甲子園出場を果たしている県立の強豪校。
- 夏の常総キラーとしても知られていて、2011年夏の茨城準決勝と2014年夏の茨城準決勝で常総を撃破し甲子園出場を決めています。練習では、その年のトップクラスの投手を想定し徹底マーク。
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虎視眈眈と金星を狙う挑戦者達が肉薄!戦国時代を予感させる戦いぶり
近年の茨城は常総、霞ヶ浦、藤代の茨城を引っ張る三校を相手に互角の戦いを見せるチームや金星を挙げるチームも出てきています。伝統校、強豪私学、古豪復活、初出場を狙うチームをピックアップしてみました。
明秀学園日立
- 2013年春に、光星学院監督として坂本勇人選手(光星学院→巨人)を育てた金沢成奉監督が就任。金沢監督を慕い、県外出身選手も多く集い、メキメキと力を付けてきた新鋭校。
- 2013年夏の茨城県大会4回戦で藤代を撃破。2014年は秋春の茨城県大会は決勝まで進出し、敗れはしたものの常総と2季連続の同カード決勝を実現させました。2015年夏は準決勝で4-5で敗れるも優勝した霞ヶ浦相手に互角の戦いを見せました。
石岡一
- 常総、霞ヶ浦、明秀日立に引けを取らない、毎年投打にバランスの取れたチーム。守備力は茨城トップクラスです。
- 2014年秋の茨城準々決勝で優勝候補の霞ヶ浦から金星を挙げ、2015年夏の準々決勝こそ霞ヶ浦に敗れたものの1-2と大接戦。同年秋は準々決勝で準優勝の常総学院に0-2と粘りました。県立で甲子園に最も近いチーム力を誇ります。
土浦日大
- 2016年春に、下妻ニを2度の甲子園に導いた木内チルドレンの一人でもある小菅勲監督が就任。好選手も入ってきており、古豪復活の今後に期待です。
これからの茨城は戦国化し、目が離せない展開に!
今までは常総と霞ヶ浦のニ校の争いが目立ち、他チームに差を付けている印象があった茨城でしたが、2015年夏は優勝候補筆頭だった常総が東洋大牛久に敗れ、近年でも石岡一が霞ヶ浦、明秀が藤代を破るなどそれほだ優勝候補に挙げられるチームとの差がなくなっており、戦国時代を予感させます。古豪復活か、初出場が出るのか、はたまた名門が引き離すのか、茨城地区から目が離せません!
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