【軟式でホームランを打つコツ】ビヨンドマックスでホームランを打つための3つのコツをHR競争参加者に聞いてみた
軟式ボールで柵越え22発!
2017年3月4日、「MIZUNO×G-LEAGUE ビヨンドマックス ホームラン競争」が開催されました。
横浜高校や常総学院など名門校で甲子園を経験した選手。大学野球でも一戦で活躍した選手。その後、強豪軟式チームの主軸を任されている選手。そして、応募のアピールにも柵越え実績多数、自信満々なコメントを残している軟式野球界のスラッガー10人が集いました。
しかし、ホームラン競争開催にあたり、懸念がありました。
いくら軟式球界を代表する選手たちが集っているといえども、やはり「硬式ボールに比べ、飛距離が出にくい」と言われ軟式ボールで、ホームランが多く出るのかということです。
それも「とにかくホームランを打つしかない」というプレッシャーのかかるコンセプトの大会ならなおさら難しいのではにないか、と懸念されました。
【振り返り解説】軟式でのホームランシーンを振り返ってみよう! ホームラン競争ビヨンドマックス2017 [MIZUNO ×…
【振り返り解説】軟式でのホームランシーンを振り返ってみよう!ホームラン競争ビヨンドマックス2017 [MIZUNO × G-LEAGUE]
完全ランキング方式 全国軟式野球リーグ G-LEAGUEさんの投稿 2017年3月16日
・・が、その懸念はすぐに不要なものだったとわかりました。
1人目の挑戦者、安藤選手がいきなりレフトへ特大のホームラン。その後に続くバッターも、最新のビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡを振り抜き、続々と柵越えを放ちました。
終わってみれば、参加10選手で柵越えはなんと合計22本。
優勝は、柵越えホームラン7本を放った千葉選手。決勝では、3連続ホームランをマークし、周囲の度肝を抜きました。
【スイングは〇〇で〇〇する?!】軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームラン競争優勝者で計7本のHRを打った千葉選手に…
【スイングは〇〇で〇〇する?!】軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームラン競争優勝者で計7本のHRを打った千葉選手に聞いてみました!ホームラン競争ビヨンドマックス2017 MIZUNO × G-LEAGUE
完全ランキング方式 全国軟式野球リーグ G-LEAGUEさんの投稿 2017年3月21日
大会後、非常にハイレベルな戦いを繰り広げた、ホームラン競争参加選手に、「ホームランを打つコツ」を聞いてみました。
話を聞く中で、ビヨンドマックスでホームランを打つには、3つのコツがあるということが、浮かび上がってきました。
1.ミートポイントは「手元・詰まり気味」
「ミートポイントはこの辺(手元)で、そこからガーンと押し込む」- 横浜TODOTAS 田沼選手
「軟式のミートポイントは硬式よりもボール1、2個分手前。詰まってもビヨンドマックスだと、弾きがよく飛んでくれる」- MKY88 増田選手
各バッター、やはり「ボールにいかに力を伝えることができるか」を試行錯誤していました。
その中で多かった表現が「詰まり気味で捕らえる」と「押し込む」。
インパクト時にボールが変形しやすい軟式ボールに、いかに正しく力を伝えるか。それを考えた時に、「実は芯で打つよりも、少し詰まり気味の方が良い」もしくは「詰まってもOK」と言う打者がほとんどでした。
バットのミートゾーンの広いビヨンドマックスの特性を生かした打撃のコツであると言えるでしょう。
2.バットの軌道は「水平に」
「バットの芯に当てる確率を上げるために、バットを水平に振ることを心がけている。」- 横浜TODOTAS 中井選手
「テイクバックでバットを水平もしくはアッパー気味で入れていく。肘が空いてしまってもいいので、バットを入れていく。」 - 鷲球クラブ 安藤選手
【バットを水平にする】軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームラン競争準優勝者で計6本のHRを打った安藤選手に聞いてみ…
【バットを水平にする】軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームラン競争準優勝者で計6本のHRを打った安藤選手に聞いてみました!ホームラン競争ビヨンドマックス2017 MIZUNO × G-LEAGUE
完全ランキング方式 全国軟式野球リーグ G-LEAGUEさんの投稿 2017年3月21日
ホームランを打つために必要なのは、ボールを1番力が伝わるポイントで、飛距離が出る角度で打ち出すこと。
その確率を上げるため、ボールの軌道に、いわゆる「ビヨンド部分」が通る軌道を合わせていました。
3.フォロースルーは「とにかく大きく」
「『前を大きく』です。フォロースルーを前を大きくして、乗せて飛ばす」- T-five 須田選手
「フォローは大きく。フォローを大きくするためにロングティーをやります。」- MKY88 増田選手
フォロースルーを大きくすることで、インパクトの後も、最後まで力逃さずボールに伝える。
各バッターフォロースルーが大きく、中でも、5本の本塁打を放った藤崎選手はキャッチャーにバットが当たるのではないかというほどでした。
こだわり・独特の表現も
「『バットを振る』のではなく、『腰の前と後ろを入れ替える』感覚で打つ。この『腰の入れ替え』ができれば、『入ったな』と確信します。- TABOO 藤崎選手
【バットを振るのではなく〇〇を入れ替える?!】 軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームラン競争3位入賞者で計5本のH…
【バットを振るのではなく〇〇を入れ替える?!】軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームラン競争3位入賞者で計5本のHRを打った藤崎選手に聞いてみました!ホームラン競争ビヨンドマックス2017 MIZUNO × G-LEAGUE
完全ランキング方式 全国軟式野球リーグ G-LEAGUEさんの投稿 2017年3月22日
「グリップエンドに小指をかけて、バッターボックスのギリギリ後ろに立つ」- 横浜TODOTAS 田沼選手
各バッター、自分の言葉でホームラン理論を語っていました。初めて聞く理論でも、納得がいってしまうものばかり。
あなたは自分のバッティング論をもっていますか?
せっかくの草野球 あなたもホームランを狙おう!
各バッターに話を聞いていて感じたこと。
「自分が特別な能力を持っているわけではない」と謙虚さと、「そんな自分がどうやったらホームランを打てるのか」と考える研究心。
「自分がどれくらい飛ばせるのかを知りたかったので、今回のホームラン競争に参加しました。」- S.A.D 児玉選手
「ホームラン競争に参加し、飛ばすことだけに集中することで、自分を見つめ直すきっかけになりました。」
「右打者と左打者という違いはあったけれど、安藤選手のリラックスしたフォームは参考になりました。」-横浜TODOTAS 中井選手
大会後のインタビューの中でも、各バッターの向上心が、ひしひしと伝わってきました。
優勝した千葉選手は「自分はパワーがないので、普通に打つと外野手へのライナーになる」というのを認めた上で、
「アッパースイングでバックスピンをかける」というホームランを打つスタイルを編み出しました。
他の選手も小柄でも、細身でも、いかにホームランを打つか、自分なりのスタイルを考え、練習し、作り出していました。
今回ご紹介した選手たちの「コツ」を参考に、自分なりのバッティングのスタイルで見つけ、
あなたも今まで諦めていた、でも捨てきれずにいた「柵越えホームラン」の夢を、週末の草野球で叶えてみてはいかがでしょうか。
【軟式ボールを遠くに飛ばすには!?】 軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームランを打った参加者の方々に聞いてみました!
【軟式ボールを遠くに飛ばすには!?】軟式野球でホームランを打つコツ、についてホームランを打った参加者の方々に聞いてみました!ホームラン競争ビヨンドマックス2017 MIZUNO × G-LEAGUE
完全ランキング方式 全国軟式野球リーグ G-LEAGUEさんの投稿 2017年3月24日
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