歴代3位なるか!?『おかわり君』西武・中村が挑戦する伝説の打者たちの本塁打王になった回数ランキング
- 2014/9/23
- プロ野球
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個人タイトル争いもヒートアップ
シーズンも9月後半になり、優勝争い・クライマックスシリーズ争いがますます激しくなっています。それと同時に、個人タイトル争いもますますヒートアップする季節がやってきました。打率・本塁打・打点。名誉ある各打撃部門のタイトルの中でも、今シーズン最も注目されているのが、パシフィック・リーグの本塁打王争いです。
現在の本塁打王争い
33本:メヒア選手(西武)
31本:中村剛也選手(西武)、ペーニャ選手(オリックス)
(2014年9月21日試合終了時点)
現在トップはメヒア選手ですが、「おかわり君」こと中村剛也選手がこのデッドヒートに勝つことが出来れば、2012年以来5度目の本塁打王を獲得することになります。実はこの通算5度目の本塁打王は、歴代3位タイの偉業なのです。1回タイトルを獲るだけでも名誉ある本塁打王を、5度、もしくはそれ以上受賞している選手は一体誰でしょうか?
3位は3人 本塁打王5回
青田昇
「打撃の神様」川上哲治とともに、巨人の第2期黄金時代を牽引した名選手。「じゃじゃ馬」と称されるアグレッシブなプレーが持ち味のスラッガー。ベストナインも5度受賞し、2009年には野球殿堂入りも果たした。通算265本塁打。
中西太
高校時代から「怪童」と呼ばれ、高卒2年目で36本塁打86打点で2冠王を獲得し、その年から4年連続で本塁打王を獲得する。ショートがジャンプをして捕球しにかかった打球がそのままスタンドインした話など、打撃に関する逸話も数多く残っている。通算244本塁打。
落合博満
プロ野球史上初の3度の三冠王を成し遂げるなど、首位打者、打点王も5度ずつ獲得している。通算510本塁打のうち、176本はライト方向への打球であり、バッティング技術の高さは歴代最高クラスである。
2位 本塁打王9回
野村克也
テスト生として入団し、一度は戦力外通告を受けるも、投手の研究などの努力によって大打者へと成長した強打のキャッチャー。8年連続本塁打王、6年連続打点王というパ・リーグ記録を持っており、MVPも5度受賞した。通算657本塁打は歴代2位である。
1位 本塁打王15回
王貞治
一本足打法で圧倒的な打力を誇った「世界の本塁打王」。通算本塁打数だけでなく、通算得点・打点・塁打・四球・敬遠・長打率・出塁率の部門で今なお歴代1位である。9度のMVPも史上最多であり、押しも押されぬプロ野球史上最強打者である。
いずれも殿堂入りの伝説の選手たちばかり
今回紹介した通算本塁打王受賞回数が上位の選手は、いずれも殿堂入りを果たしている、まさに伝説の選手ばかり。「おかわり君」は偉大な先輩たちに肩を並べることが出来るのか。それとも、メヒア選手やペーニャ選手が阻むのか。
今年の本塁打王争いのラストスパートに目が離せません!
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