【GIGAKING】次世代M号ボールはこう戦え!最速試合でわかった7つのこと
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大変なのはキャッチャーとサード!?軟式野球も「打ち勝つ」野球へ!
2017年9月17日。新軟式ボールM号と最新ビヨンドマックスギガキングを使用しての世界最速の試合が実施されました。
発売前から様々な憶測が飛び交い、発売後もたくさんの選手が試してきたであろうM号ボール。この記事を読んでくださっている選手の方々も、触って、投げて、打ってみた方は多いのではないでしょうか。そこで、疑問に思ったはず。
「M号ボール、試合で使ってみるとどうなるのか?」
バウンドは本当に高くなるのか?ピッチャーの投げるボールに変化はあるのか?勝つための戦略は変わるのか?
今回の最速マッチで、7つのことがわかりました。今後の新しい軟式野球の戦い方のヒントに、ぜひご覧ください。
MIZUNO × G-LEAGUE
新ボール&ギガキング 最速マッチ
金太郎ベースボールクラブ vs LG
▼目次
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1.ボールの表面の変化に対応し、ピッチングの強みに変えよ。
→縫い目を生かしてよりキレのある直球を。ディンプルを活かして大きな変化球を。
最速マッチの先発投手は「縫い目がしっかりしている」と語り、威力のあるストレートでバッターを詰まらせていました。
一方、球審の方からは「フォークが引っかかっていた」「キャッチャーとフォークが投げづらいと話していた」という話が。ボールの縫い目と表面の変化によって、リリースの感覚に微妙な変化があるようです。
しかし、両チームの投手は時折、自分でも驚くほどの変化量のボールを投げ込んでいました。新軟式ボールで話題になっていた「表面のハートの模様」は、空気抵抗を減らすための加工。空気抵抗が減ったことで、より変化球の変化量も上がるようです。
2.ランナー3塁は上から叩くのではなく、強く振り抜け。
→ツーバウンド目が低くなるM号では、間を抜くゴロかフライの方がランナーを返す確率は高まる。
「初速が速い」「ゴロが跳ねない」と内野を守った選手たちから一様に驚きの意見が。中には「とんでもない速さの打球だった」という声も。2バウンド目からの跳ね方が少なくなるM号ボールでは、これまでの軟式野球特有の「叩きの打撃」が最善ではなくなるかもしれません。
低く速いゴロやライナーが打ちやすく、飛距離のある高い外野フライは上がりやすくなった新軟式M号ボール。強くスイングをして、タイムリーヒットや犠牲フライ、もしくはヒットでチャンスを広げていき、大量点を狙う戦略が選ばれていくでしょう。
3.軟式特有の「ねずみ花火」のようなゴロはスピンが弱まるが、なくなりはしない。
→さらに打球も速くなり、サードの難易度がさらに上がる。
これまで軟式の内野守備で厄介だったのは、強烈にスピンがかかり、ファールからフェアゾーンに一気に入ってくるような「ねずみ花火」のような打球。
なかなか練習で流こともできず、特にサードが苦労したと思います。硬式に近くなり、「ねずみ花火」打球がなくなるかと思いきや・・最速試合でも発生。
しかし、これまでの軟式野球とは少しスピンが弱まる模様。ところが、弱まってはいますが「ねずみ花火」の打球と、新軟式になり強烈になった打球。これまでより一層、サード守備が難しくなるかもしれません。
4.キャッチャーは今までより腰を低くしてストップに挑め。
→M号への対応が一番求められるのはキャッチャー。
ボールが硬くなったことで、キャッチャーフライのスピン量が変わり、バウンドが低くなるため、ストップが変わり、ボールの縫い目やディンプルによってピッチャーの投げるボールが変わり。様々な方面から、一番ボールの変化に対応しなくてはいけないのは、実はキャッチャーと言えるでしょう。
5.高校野球時代のバッティングの感覚を思い出せ。
→硬式に近くなる打撃。「スピンをかけて」「乗せて」ホームランを狙え。
「ボールの下を叩いてバックスピンをかけると飛ぶ。」
「GIGAKINGは弾きがいいから角度をつけることが重要になる。柵越えもどんどん狙える。」
「球が重いのでズシッとくる。今までのバットでは手首が痛い。」
「新軟式ボールでのバッティングをしてみてどうですか?」「新軟式ボールでいいバッティングをするには?」という問いを各バッターに聞いてみると、こういった声が上がりました。
そのコメントの多くは、硬式野球に近いバッティング理論と、新軟式ボールM号と新ビヨンドGIAKINGの相性でした。
重く、硬くなったM号ボール。大きく変わった新軟式ボールに対して、最適な打球部の素材を採用し、反発性能をさらに高まったこの「BEYONDMAX GIGAKING(ギガキング)」。
世界中のどのチームよりも早く、このGIGAKINGでM号を打った選手たち。試合後のインタビューではほとんどの選手が「新軟式ボールになったらGIGAKINGを使いたい」「これまでのバットと飛距離が全然違う」という感想を語っていました。
新軟式球で試合をする際は「GIGAKING」が必須のアイテムとなるかもしれません。
6.バッターは痛みの増すデッドボールに注意。
→一度当たれば、エルボーガードが欲しくなるかも。
「新軟式ボールM号×新ビヨンドGIGAKING最速マッチ」で、新軟式ボール最速でデッドボールを受けた選手は、「軟式はめり込む感じで当たるが、硬式ボールはバチーンと衝撃が来る」「今日のようなボールの速いピッチャーだったら、エルボーガードが欲しくなる」と語っていました。
「硬式ボールに近くなる」と言われるM号ボール。踏み込んでいくバッティングを継続することや怪我の予防に、エルボーガードが必要になるかもしれません。
ちなみに、この日強烈なサードゴロを身体に受けた選手は、その打球が当たった箇所にうっすらとあざができていました。
7.軟式野球は「打ち勝つ」野球へ。
→一発長打と野手の間を抜く強い打球がチームに勝利をもたらす。
最後に、チームの監督さんに今後の軟式野球について伺いました。7-0で、二桁安打で最速マッチに勝利した監督に、今後どのような戦略で新ボールの試合に挑みますか?と質問すると、「打ち勝つ」という答えが。
縫い目の影響もあり、投手力は上がるかもしれません。
だからこそ、一撃で仕留めるバッティング、そしてそのパフォーマンスを最大限発揮できるバットは重要になってくるでしょう。柵越えホームラン一発で流れを変える、間を鋭く抜けるヒットで試合を決める。そんな一打を放つため、新ボールに対応した弾きのいいバットや、硬式に近いバッティングスタイルが必要になるのではないでしょうか。
今後、来春の、M号ボールの本格導入へ向けて、練習で、試合で試していくチームがさらに増えていくでしょう。そのボールの変化によって、投球・守備・打撃。軟式野球の戦略がガラッと変わっていきそうです。今回ご紹介した7つのことを参考に、ぜひご自身で体験し、発見し、「新軟式野球必勝法」を編み出していってください。
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