これほどまでに横浜一筋!「ハマの番長」三浦大輔のシビれる男気エピソード
- 2014/9/8
- プロ野球
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40歳になっても力強いピッチング
「ハマの番長」の愛称でベイスターズファンに慕われ、長年エースとして活躍してきた三浦大輔投手。2014年は2度の2軍落ちを経験するも、再昇格後は5連勝するなど、40歳になっても力強いピッチングを続けています。なぜ三浦大輔投手はこれほどまでにファンに愛されるのでしょうか。今回はエピソードや発言とともに、その理由を探ってみました。
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無名投手が「ハマの番長」になるまで
- 高校時代は奈良の高田商業高校の野球部に在籍。2年時はコールド負けも経験する。
- 3年時は春・夏ともに決勝まで進むも、強豪・天理高校に一歩及ばず。甲子園出場することは出来なかった。
- 1991年のドラフト会議で横浜大洋ホエールズから6位指名を受け、プロ入り。決して華々しいキャリアを持ってプロの道へ進んだ訳ではなかった。「結果を出せないのは、出身校でも、起用しない首脳陣でもなく、自分の責任。人より実力が劣るからこそ練習するしかないのだ」
- 徐々に頭角を現したのは6年目の1997年。10勝3敗と初の二桁勝利を達成するとともに、リーグ最高勝率を記録。
- 翌年の1998年、背番号を「18」に変更します。この年、自己最多となる12勝をマークし、先発の中心として活躍。チームもマシンガン打線と言われた強力打線も武器に、38年ぶりのリーグ優勝・日本一に輝く。
- アテネオリンピックでは日本代表に選出され、銅メダルを獲得。
- 2005年は、12勝を挙げ、最優秀防御率・最多奪三振の二冠に輝くなど、キャリアハイのシーズンに。
- 2007年、35イニング連続無失点の球団記録をマーク。
- プロ2年目から今シーズンまでの22年連続勝利。通算166勝を全てベイスターズで挙げている。
- 横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズの3球団に在籍した唯一の選手。「違う球団ならもっと勝てたとかはないです。俺は横浜の三浦大輔だから」
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投手としての顔
- 多彩な変化球と通算与四球率通算与四球率2.43という抜群の制球力を武器に、打者を打ち取る技巧派投手。しかし、最多奪三振のタイトルを獲得したこともあり、奪三振能力も兼ね備えている。
- 90キロ以下の超スローカーブも球種の一つ。2012年のオールスターでは計測不能の山なりの超スローカーブを披露し、観客を沸かせた。
- ベテランになってからも進化し続けるスタミナを持つ。本人曰く、日頃走れるうちはスタミナも衰えず、年を重ねても自分のピッチングが続けられるとのこと。その発言の通り、23年目の今季も巨人相手に1失点無四球完投勝利を挙げた。現役最多の通算16回の無四球完投勝利を誇る。
- 2段モーションの投球フォームの代表格であったが、2006年にボークに関する規定が厳格化し、投球フォームの変更を余儀なくされる。しかし、フォーム変更後も変わらぬ活躍を続ける。
- 2013年3月、投手兼任コーチに就任する。しかし、中畑監督の若手へ期待したいという発言に対して、次のような一言を残す。闘争心は40歳を超えても衰えるところを知らない。「(兼任)コーチの立場ではみんな頑張ってほしいけど、あのメンバーでオレが一番(先発を)取りたいと思っている」
三浦大輔という人物
- 矢沢永吉に憧れてのリーゼントヘアーは、三浦大輔投手のトレードマークとなっている。
- ブログの更新を毎日欠かさない。ブログの締めくくりの言葉はいつも「ヨ・ロ・シ・ク」
- 2007年には社会貢献活動に大きく貢献したプロ野球選手に与えられるゴールデン・スピリット賞を受賞。三浦投手は、横浜市内の小学校での講演、社会福祉協議会へのシーズンシートの寄付、障害者を自費で球場に招待するなどの活動を率先的に行ってきた。
- 2008年オフにFA宣言した際、阪神タイガースから熱烈なオファーを受けますが、球団とファンのために残留を決意。「今だから言えることだが、心の中の天秤が、少し阪神側に傾きかけたこともあった。だが、その均衡を打ち破ってくれたのは、やはりファンだった。」「メジャーリーグに挑戦するよりも、ベイスターズを強くしたい。」
- アテネオリンピックの際に、キューバ代表の野球道具不足の問題を知り、選手全員分のスパイクをプレゼントする。チームメイトのグリエル選手からは「恩人」と呼ばれている。
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「まだ夢の途中。引退するまでにもう一度優勝したい」
リーグ優勝・日本一を知る横浜一筋の選手として、低迷を続けるチームでもう一度優勝を味わうために。ファンへの思いと球団への感謝の気持ちが今シーズンも三浦大輔投手を突き動かします。
「やっぱりファンの存在ですよね。二軍にいるときは、少なからずヘコむこともあったけど、絶対にファンが待っていてくれると思っていましたから。みんなのためにね、『俺は戻ってこなきゃいけないんだ』と思い続けてやってこられたのも大きかったですよ」
これだけ、ファンを、チームを思う選手を応援せずにはいられません。今回紹介したエピソードや発言の他にも、三浦大輔投手の心意気を表すものはまだまだあると思います。40歳になった今年も変わらず突っ走り続ける三浦投手と、初のクライマックスシリーズ出場の可能性も残されているベイスターズに注目したいですね!
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