プロの舞台へ再び!夢を諦めずプロ野球復帰を目指す独立BCリーグ選手たち
もう一度あの舞台に立つことを目指して
新たにNPBを目指す選手たちだけでなく、NPBへの復帰を目指す選手たちも活躍する場となったBCリーグ。もう一度「プロの舞台で活躍する」ことを目指す3人のBC戦士にスポットを当ててみました。
投手だけど外野起用も!?:西村憲
阪神タイガース→石川ミリオンスターズ
- NPB通算:95試合8勝4敗107回100奪三振 防御率3.70
- BC通算:26試合2勝0敗26.1回23奪三振 防御率0.00
西村憲選手といえばトピックは2つです。1つ目はNPB時代の2010年に投手ながら外野手起用され2イニングを守ります。守備機会ははありませんでしたが、この起用のおかげで昇給も勝ち取っているのです。BCリーグでは脅威の防御率0.00を記録。それも1試合の登板ではなく26試合投げたうえでの0.00です。そして、満を期してNPBトライアウトを受けますが、残念ながら声はかかりませんでした。夢を諦めずに2016年シーズンも石川ミリオンスターズでチャレンジを続けます。
中田翔と同期ドラフト:大平成一
北海道日本ハムファイターズ→信濃グランセローズ
- NPB通算:1軍出場なし
- BC通算:284試合 打率.265 29本塁打 155打点 8盗塁
大平選手は侍JAPANの打点王こと中田翔と同期ドラフトの左バッター。入団当時は中田翔と左右の大砲候補と期待されていました。2011年に戦力外通告を受けそれ以降、毎年のようにトライアウトを受験しています。2015年は通算6回目です。2016年も信濃で全力プレーをして7度目のトライアウトを目指します。
スピードが売り!:三家和真
広島東洋カープ→信濃グランセローズ→石川ミリオンスターズ
- NPB通算:1軍出場なし
- BC通算:115試合 打率.206 0本塁打 28打点 21盗塁
2011年に育成で入団した広島時代は残念ながら1軍出場なし。そして2年で戦力外通告を受けます。2013年のNPBトライアウトを受けるも声はかからず、BCリーグのトライアウトを受け、信濃に入団します。スピードと守備には定評がある選手。バッティングも磨き、2016年のトライアウトを目指します。
BCリーグで活躍しNPBに入団する、もしくは復帰する。そう簡単なことではありません。圧倒的なパフォーマンスを残し、かつ、年齢も若くなければ難しいでしょう。2016年のドラフトでは、何人の選手がBCリーグからNPBに指名されるのでしょうか?そして夢を諦めずNPBからBCに来る選手たちはその中にいるのでしょうか?今から楽しみです。
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