東京新大学連盟に現れた2人の剛腕!創価大 田中正義&流経大 生田目翼ってどんな投手?
- 2016/6/7
- アマチュア野球
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共に155キロオーバー・ドラ1候補
2015年の全日本大学野球選手権大会で流通経済大学・準優勝、創価大学・ベスト4と近年目立つ活躍を見せる東京新大学連盟。その裏には、2人のピッチャーの活躍がありました。田中正義選手と生田目翼選手、共に150㌔を超えるストレートを誇る右腕が中心となり、東京新大学を牽引しています。
「大学野球と言えば、東京六大学野球」とよく聞きます。そして、「戦国東都」と呼ばれ毎シーズン激戦が繰り広げられる東都大学野球もあります。
その中で、ここ最近脚光を浴びはじめた東京新大学連盟。創価大のエース田中正義選手(創価高)、流経大のエース生田目翼(水戸工高)の2人の剛腕の存在が大きなものとなっています。
ドラフト最注目の最速156㌔の剛腕 田中正義(創価高→創価大)
創価高時代は、外野手として活躍していた田中正義選手。しかし投手としても、140㌔中盤を記録するなど当時から、大器の片鱗を見せていました。
創価大進学後、2年春から先発、救援でチームに貢献し、3勝2完封、防御率0.43でベストナインに輝きました。選手権初戦で最速154㌔をマークし無死球完封勝利。スカウトから大きく絶賛されました。続く、2回戦でも4回3分の1を投げ、5者連続を含む8奪三振の圧巻のピッチングで東都の強豪 亜細亜大を撃破しました。
常時150㌔台の直球と130キロ台で縦に落としてくる変化球のコンビネーションで三振を量産。ドラフトでは全12球団競合の可能性もある創価大の剛腕です。
田中の前に立ちはだかる二刀流右腕 生田目翼 (水戸工高→流経大)
水戸工高では1年秋から4番・ショートでバッティングでチームを引っ張りました。2年秋からエースナンバーを背負い、秋と夏の茨城大会で8強に進出。適度に荒れた140㌔を超える、力のある直球と縦のスライダーが武器で相手打者に的を絞らせませんでした。
複数の大学から誘いを受け、「ショートもやらせる」という流通経済大学に進学を決めました。流経大に進学後は主に投手として期待され、2年春の2度目の先発で、7回を0に抑えて、以降先発1番手としてチームの柱となりました。田中正義選手との2年生剛腕対決では、創価大打線を寄せ付けず2安打完封し、田中選手に投げ勝ち、注目を浴び始めました。
3年春に6勝(5完封)を挙げチームを15季ぶりのリーグ優勝に導き、全国大会出場を決めました。準決勝の神奈川大戦では9回に152㌔を計測し、スタミナも十分。決勝こそ早大に敗れましたが、全国準優勝に大きく貢献しました。複数の球団がドラ1候補として注目しています。
プロより公務員になって、地元で草野球をしたい。
と話したことで、野球界を驚かせたこともありましたが、現在はプロ野球入りも考えているようです。ピッチングよりバッティングの方が好きだと話し、バッティングでも猛アピール。DHでの出場もあります。
秋の復活に期待
最後の春は両投手共に故障に悩まされ、生田目選手は未登板。田中選手も投げたのは2イニングのみでした。チームも優勝を逃し、残すは秋のみとなります。秋の完全復活を目指し、東京新大学を盛り上げた2人の剛腕対決の最終章が始まります。
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