高校野球史上No.1スライダーは誰だ?!甲子園を沸かせた5人の魔球
- 2016/2/25
- 高校野球
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高校野球史上No.1スライダーは誰だ!?
曲がる、落ちる、滑る、消える、、投げる投手によって個性が現れる変化球、スライダー。
長い高校野球の歴史で、多くの投手がスライダーを操り、三振の山を築きました。今回は、高校野球史上一番のスライダーは誰のスライダーなのか、甲子園を沸かせた投手を中心にまとめてみました。
松井裕樹 (桐光学園)
縦に大きく割れるスライダーを武器に2年夏、甲子園の最多記録を塗り替える22奪三振をマークし、甲子園を沸かせました。
「ボールが消える感覚。ストレートを待っていたら当てることすらできない」
このように対戦打者が語り、左打者が死球と判断してかわしたボールがストライクになるほどの変化量を見せました。
ダルビッシュ有 (東北)
高校1年秋からから名門 東北高校のエースを任され、2年春のセンバツから4季連続出場。松坂大輔投手以来の怪物と称され、注目を集めていた3年春には甲子園でノーヒットノーランを達成します。カウントを取れる緩いスライダーと空振りを狙う鋭いスライダーを操り、
甲子園通算
- 12試合 7完投 4完封
- 87奪三振
- 防御率1.47
という素晴らしい成績を収めました。また、第2回WBCの優勝を決めた最後の奪三振のスライダーは、今でも野球人の語り草となっています。
山岡泰輔 (瀬戸内)
先ほど紹介したそのダルビッシュ有投手が、
「こういう人はプロにすぐ行くべきだと思います(^^) 」
と舌を巻くほどの切れ味鋭いスライダーを投げる山岡投手です。高校3年時は延長再試合にも及ぶ広島大会決勝を制し注目を集めました。自身のピッチングの生命線と語るスライダーは、ボールをギリギリまで引っ掛けて、親指と中指でパチンっと鳴らす感じで親指で押し込む。この感覚を掴むまでひたすらネットスローを繰り返していたそうです。
吉田凌 (東海大相模)
2015年、「左の小笠原・右の吉田」の2枚看板で甲子園優勝を果たしました。吉田投手は入学当初から注目され、中でも話題となったのは2年夏の神奈川予選の決勝戦。「右の松井裕樹」とスカウトから高い評価を受けるほどの鋭く落ちる縦のスライダーを駆使して、20奪三振をマークしました。大きく振りかぶって投げるダイナミックなフォームから繰り出す、140km/hを超える直球とスライダーを武器に三振の山を築きました。
松坂大輔(横浜)
甲子園成績は負け知らずの11勝0敗。「平成の怪物」という愛称に相応しい成績を残したのが松坂投手。3年時には春夏連覇、夏の決勝戦ではノーヒットノーランを達成しました150km/h超える直球と対戦打者が消えると語るほど、松坂投手のスライダーは打者のミートポイントぎりぎりで縦に鋭く落ちます。
「プロでも打てるかわからない」
高校生の時点で、このスライダーはとスカウトからはこのように評価されていました。
魅惑の魔球スライダー
今回ピックアップした5投手の他にも、田中将大投手や藤浪晋太郎投手など鋭いスライダーを武器に活躍した投手は数多くいます。皆さんにとっての「高校野球史上No.1スライダー」は誰のボールですか?
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