ダルビッシュ、田中将大らを育てた名投手コーチ〜佐藤義則がもっとも大切にしたメニューとは?
コーチを務めたチームは必ず優勝
阪神、北海道日本ハム、楽天、ホークスと4球団をコーチとして渡り歩き、数多くの名投手を手がけてきた佐藤コーチ。彼のコーチとしての理論、そして成し遂げてきた実績とはどれほどのものなのか。紹介します!
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オリックス一筋の現役時代
佐藤コーチは1976年のドラフト1位で阪急ブレーブス(現オリックス)に入団。ルーキーイヤーには新人王を獲得、1985年には21勝を記録し、パリーグの投手としては、昭和最後の20勝投手となっています。その後、1998年を最後に引退するまで165勝を挙げました。そんな佐藤コーチにとって現役時代に最も大事にしていたのは「遠投」だったそうで、これはコーチとなった今でもとても大事にしていて、選手たちには必ず遠投をさせるそうです。
大きなフォームでしっかり投げないと、遠くに回転のいいボールは投げられない。
と言い、どの選手にも徹底させています。
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佐藤義則のコーチ論
闘将と呼ばれ楽天を日本一に導いた星野仙一元監督に、「日本一の投手コーチ」と言わしめた佐藤コーチ。そんな佐藤コーチが指導の際1番大事にしているのが、現役時代と同じく「キャッチボール」です。フォーム作りの基本はキャッチボールと考え、2015年日本球界に復帰した松坂投手にもブルペンよりもキャッチボールや遠投を重視させていました。
キャッチボールでしっかり土台を作り、後はブルペンやマウンドで投げさせ、身体に覚えさせるのが佐藤コーチのやり方です。
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