往年の名選手が勢揃い
島岡御大監督という闘将が率いた明治大学も数多くのプロ野球選手を輩出しています。古くはタイガースの初代主将である松木謙治郎選手、そして現在は、東京六大学最多安打記録保持者である高山俊選手などです。さて、そんな明治大学OBでベストナインを組むとどうなるのでしょうか?
- 監督:島岡吉郎(六大学優勝15回)
- 参謀:牧野茂(巨人V9の名参謀)
- 投手:杉下茂(525試合 215勝123敗)
- 捕手:土井淳(1138試合 打率.215 23本 176打点)
- 一塁:松木謙治郎(479試合 打率.263 18本 224打点)
- 二塁:福王昭仁(500試合 打率.201 9本 45打点)
- 三塁:高田繁(1512試合 打率.273 139本 499打点)
- 遊撃:平田勝男(979試合 打率.258 23本 220打点)
- 外野:大下弘(1547試合 打率.303 201本 861打点)
- 外野:広澤克実(1893試合 打率.275 306本 985打点)
- 外野:高山俊(六大学通算安打記録保持者)
ベストナイン投手編〜名投手がズラリ!〜
フォークボールの神様 杉下茂投手、大洋ホエールズ優勝の立役者 秋山登投手、闘将 星野仙一投手、甲子園のレジェンド 嶋清一投手、巨人の守護神 鹿取義隆投手、他にも藤本英雄投手、川上憲伸投手、武田一浩投手…。あげればキリがありません。そんな中で選んだのは杉下茂投手です。唯一の名球会入りそして90歳になってもキャンプに訪れるその丈夫な身体には頭が下がります。
ベストナイン捕手編〜秋山登の女房役!〜
秋山登投手と明治、大洋で18年間に渡りバッテリーを組み、優勝にも大きく貢献した土井淳選手を選出します。他に目立つところではダイエー、ソフトバンクで城島選手の控えで活躍した的場直樹選手、巨人、中日で活躍した柳沢裕一選手あたりでしょうか。
ベストナイン内野手編〜名守備の男たちが続々と!〜
内野手は強打者というより、守備の名手や好打者が名を連ねます。ファーストはタイガースの初代主将である松木謙治郎選手、セカンドは王ジャイアンツのいぶし銀 福王昭仁選手、サードは内外野でゴールデングラブ賞を獲得している高田繁選手、ショートは1985年のタイガース日本一の時のレギュラー平田勝男。選手その他にも中日、ダイエー、ソフトバンクの鳥越裕介選手、現役ヤクルト選手の今浪隆博選手などいぶし銀の選手が並びます。
ベストナイン外野手編〜伝説の青バット〜
「赤バットの川上、青バットの大下」と戦後復興のシンボルとなった大下弘選手は文句なしで選出でしょう。唯一の阪神、巨人で4番を張った広澤克実選手、そして六大学最多安打記録を樹立した高山俊選手に期待を込めて選出です。他には日本ハムの岡大海選手、楽天の島内宏明選手など若手現役選手も頑張っています。
特別枠は!?
選手としての実績はないですが「明治といえば島岡御大」と言われるように島岡監督の影響力は絶大です。東京六大学リーグ優勝15回は歴代最多。監督枠で島岡吉郎監督を選出します。そして、巨人V9時代の名参謀として活躍した牧野茂氏も忘れてはいけません。川上監督が絶大な信頼をしていた牧野コーチの存在があったからこそのV9とも言えるでしょう。
いかがでしたか?スポーツといえば明治大学の印象があり野球だけではなく、ラグビーや陸上競技などでも名選手を数多く輩出しています。その中でも野球は特別です。島岡御大氏の影響力があったからなのでしょうか。これからも伝統を守り、名選手の輩出を続けてほしいものです。
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