野球魅力度は他県に負けない!茨城の高校出身のプロ野球選手ベストオーダーはこれだ!
個性派勢揃い!茨城の球児として力をつけた選手たち
茨城県は全国魅力度ランキングこそ最下位ですが、輩出したプロ野球選手は多く、野球界に名を残した選手達もいます。そこで今回は、野球魅力度では他県に負けないベストオーダーを発表します。
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常総ブランドを背負う好打者
1番 ライト 大崎雄太郎 (常総学院→青学大→ライオンズ)
- 大崎三兄弟の長男。3人とも高校は常総学院で活躍しました。次男の大二朗選手は2003年夏の甲子園優勝、三男の健吾選手は2012年夏の甲子園2回戦進出、2016年現在は流経大で活躍しています。
- 常総学院では2002年にセンバツ優勝を果たしました。青学大時代は、1年春からレギュラーを獲得。2年からは不動の1番打者として活躍、3年時に全日本大学野球選手権大会優勝、秋にはベストナインを受賞しました。
- 2006年に西武から6位指名を受け入団。2012年に自身初の開幕一軍入りを果たし、自己最多の107試合に出場、主に代打で活躍を見せています。
今や、U12日本代表の監督!エリートコースを歩み続ける名選手
2番 セカンド 仁志敏久 (常総学院→早大→日本生命→読売ジャイアンツ→横浜ベイスターズ)
- 常総学院時代では1年時からレギュラーを獲得し、夏の甲子園に3年連続で出場。そのうち1回が準優勝でした。早稲田大学に進学後は、4年春時に6本塁打をマーク。早慶戦では史上初のサヨナラ満塁弾を放っています。
- 日本生命を経て、巨人から2位指名を受けます。原辰徳氏の背番号だった8番を継承しました。1996年に巨人の野手としては原辰徳氏以来の、セリーグ新人王を受賞しています。また、引退後は侍ジャパンの守備走塁コーチを務めています。
大学で花開いた好打者、外野転向しさらなる進化へ
3番 レフト 塚田正義 (古河一高→白鴎大→福岡ソフトバンクホークス)
- 古河一高校時代は無名の選手で、2年秋から主将としてチームを引っ張るも、3年夏は茨城県大会2回戦で敗退しました。白鴎大に進学すると、1年秋に最多打点を獲得します。2年時から4番を任され、2年秋に首位打者と最多打点を獲得。4年春と秋に最多盗塁を獲得し、関甲新リーグ通算18本塁打のリーグ新記録を樹立しました。
- 3年春の大学野球選手権では現在、巨人のエースとして活躍する東海大の菅野智之選手と対戦し、無安打に抑え込まれました。2011年のドラフトでソフトバンクから3位指名を受け、入団。2014年オフのウインターリーグから外野手となり、三拍子揃った好選手として開花を待ちます。
大洗の怪物!茨城本塁打記録を作ったスラッガー
4番 ファースト 大久保博元 (水戸商高→西武ライオンズ→読売ジャイアンツ)
- 水戸商時代は、2年夏に県大会決勝まで進出するも茨城東に敗れて、甲子園出場はありませんでした。高校通算52本塁打を引っさげて西武にドラフト1位で入団。
- 長打力を生かして打撃で活躍しましたが、リードやキャッチングが不安視されていたのと自身の右足首の骨折もあり、28歳という若さで引退。
- 引退後は「デーブ大久保」の芸名でタレント・野球解説者として活躍。楽天打撃コーチ、西武打撃コーチを経て第5代楽天イーグルス監督を務めました。
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強肩強打で常総を引っ張ったスラッガー!楽天でも4番担えるか
5番 サード 内田靖人 (常総学院→東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 常総学院時代は1年時からベンチ入りし、2年夏、3年春、夏の3度甲子園出場。2年夏の甲子園2回戦では松井裕樹選手擁する桐光学園と対戦し5-7と敗れましたが、内田選手は松井選手から2安打1打点をマークしています。3年夏の甲子園2回戦 仙台育英戦で、座ったまま2塁へ鋭い牽制球を投じ、話題となるほどの強肩ぶりを見せました。
- 楽天から2位指名を受け入団。高校時代は捕手と三塁手を務めていましたが、楽天入団後は三塁手、一塁手など打撃に専門させています。楽天の将来の4番候補として期待がかかる大型スラッガーです。
ライオンズのリードオフマン!ジュニアトーナメントのコーチも務める
6番 センター 大友進 (日立工高→東京ガス→西武ライオンズ→中日ドラゴンズ)
- 日立工時代は、2年秋に茨城大会を制して関東大会出場。準々決勝で浦和学院に敗れセンバツを逃しました。3年夏の県大会も決勝まで勝ち進むも準優勝で終わり、甲子園出場はなりませんでした。
- 東京ガスを経て、西武ライオンズに2位で入団。1998年に1番打者として活躍し、ゴールデングラブ賞を受賞しました。引退後は社会人野球クラブの一球幸魂倶楽部の選手兼コーチに就任。2009年には、12球団ジュニアトーナメント西武ライオンズのコーチを務めました。
高校時代はハンカチ王子から2安打!
7番 キャッチャー 會澤翼 (水戸啓明高→広島東洋カープ)
- 水戸啓明高時代は、後に中日ドラゴンズに入団し、現在水戸啓明野球部の監督を務める春田剛氏と打線の中軸を担いました。捕手を始めたきっかけは「誰もやろうとしなかったから」とのこと。早実との練習試合では斎藤佑樹投手から2安打を放っています。
- 甲子園出場はありませんが、複数の球団から1年時からマークされており、2006年にドラフト3位で広島に入団。3年目で初めて1軍に昇格し、チーム最年少捕手として、チームをもり立てました。2015年には侍ジャパン vs欧州で日本代表に選出されました。
常総で磨いた堅守武器にプロ新人王獲得!
8番 ショート 金子誠 (常総学院→北海道日本ハムファイターズ)
- 常総学院高校時代は、春夏合わせて3回出場。3年夏に甲子園準決勝まで勝ち上がりました。同年秋のドラフトで日本ハムに3位指名を受けました。
- プロ3年目でセカンドとしてレギュラーを獲得し、打率.261、パリーグ最多の38犠打をマークし、その年の新人王に輝きました。セリーグの新人王は同じ常総学院出身の仁志敏久選手でした。守備の評価が高く、ショートとセカンドの二遊間を守れます。山田久志氏は
田中賢選手との二遊間は中日の荒木・井端と遜色ない。
金子なんて井端以上だよ。肩は強いし、送球がぶれない。
と絶賛するほどでした。
阪神のエースに君臨し、メジャーのマウンドにも立った左腕
9番 ピッチャー 井川慶 (水戸商高→阪神タイガース→ヤンキース→オリックスバファローズ)
- 水戸商高時代は3年春の県大会 対竜ヶ崎一で18奪三振を記録。夏の県大会では決勝に進出するも4点を失い敗退。甲子園出場はありませんでしたが、能見篤史選手、川口知哉選手と並び「高校生左腕三羽ガラス」と呼ばれていました。
- 1997年に阪神にドラフト2位で入団。1999年に初先発初勝利を挙げました。2001年には野村克也監督に先発ローテーションに抜擢され、リーグ2位となる防御率2.67をマークするも9勝13敗と負け越しました。2003年に開幕投手を任され、12連勝を含む20勝を挙げ、セリーグでは上原浩治選手以来となる快挙でした。
- 阪神のエースとして君臨し、2006年にメジャー挑戦。ヤンキースに入団しましたが、制球に苦しみ成績は振るわず。井川選手本人は「全てが血となり肉となっている」と前向きに話しています。しかし、ボールの威力自体メジャーでもトップクラスの評価でした。2012年にオリックスに入団し、6年ぶりに日本に復帰しました。2015年に戦力外となりましたが、現在も現役続行を希望しています。
若い選手も有望な選手多く、今後の活躍に期待
個性的な選手やプロ球界を代表する選手もおり、様々なプロ選手を輩出する茨城県。他県に負けない魅力的な環境にあると言っても良いのではないでしょうか。
巨人で先発として活躍した東野選手や楽天の投手として活躍する美馬選手、さらに有望な若手投手も多く、塚原選手(オリックス)、石崎剛選手(阪神)、綾部翔選手(DeNA)といった将来チームの中心になっていきそうな選手たちがいます。
現役高校生では、最速140㌔を超える直球と縦のスライダーのコンビネーションが武器で完成度の高い左腕の鈴木昭汰選手(常総学院)、最速149㌔の剛腕 長井良太選手らプロ注目の選手もおり、茨城地区から目が離せません!
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