野球メディアの中の人は何を考えている?メディアインターン経験者に聞いてみた!
- 2018/5/11
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メディア運用&コンテンツ制作で活躍した粂井さん
サンフランシスコ短大在学中、日本に帰国して過ごす夏季休暇を利用して、2016年6月から2カ月間メディアインターンとして活躍した粂井さん。
今回は、2ヶ月間で担った業務中に考えたこと、学んだことを振り返ってもらいました。
- 野球特化型メディアの運用
- オリジナルコンテンツ(記事・動画)の制作
株式会社ギガスリートは、草野球リーグG-LEAGUEを運営しています。
より多くの人に草野球リーグに参加してもらうにはどうしたらいいか。そこが野球メディアを創設するきっかけでした。
草野球は、休眠層プレー ヤー(昔はプレーしていたが、現在は草野球の活動が止まってしまっている層)が多いスポーツ。休眠層に、野球の情報にもっと触れてもらい、「野球を見たいな」「野球をやりたいな」と思ってもらいたい。今すでに野球をしているプレーヤーには、もっと野球をしたいと思ってもらいたい。野球情報の発信が、そのきっかけ作りとなることを目指しています。
広く情報収集をし、見る側が面白いと思う情報を仕入れる
粂井:野球メディアの運用時に心がけていることは、2つあります。一つは、自分が面白いと思うこと・好きなことを発信するのではなく、見る側が面白いと思うものを発信することです。
野球メディアを運用する前は、ホークスファンということもあり、ホークス中心に情報収集をしていました。ですが、ユーザーに面白いと思ってもらえるようなコンテンツの発信には、偏った狭い知識だけではいけません。
メディア運用を始めてからは、ホークス・プロ野球だけではなく、メジャー・高校野球・大学野球・アマチュア野球まで、広い分野、多くのところから情報収集をしています。
改善のサイクルを回し、最適な届け方を探し続ける
一つ「面白い」と思える情報を見つけたとしても、さらにそれに関する詳しい情報はないか、というのも調べるようになりました。
もう一つは、情報の一番届きやすい表現を常に考えるということです。同じ投稿一つとっても、言葉の言い回し一つ、サムネイル(投稿と一緒に表示される写真)一つで全く反応が変わります。
投稿に対する反応の数字を見ながら、「今の投稿はどうだったのか」の分析をしています。投稿の数だけ、いわば「実験」。その情報が一番よく伝わる文章の表現やサムネイルを考えて、実際に投稿してみる。
実際に投稿してみて、思い通りにいった部分、行かなかった部分、それはなぜなのかを分析する。その気づきや学びを、次の投稿に活かしていく。1日に何十回もこういったサイクルをまわすことができます。
実験を繰り返す中で、自分自身「これは面白い!」「たくさんの人に知ってほしい」と思った情報に対して、多くのいいねやシェア、コメントが寄せられ、ユーザーに話題の提供ができたなと感じた時、とても気持ちいいです。
日を重ねるにつれて、野球人のツボ、ヒットのコツが少しずつ掴めてきたと感じた時、成長を実感しました。
元々、FacebookページやSNSのあり方について、詳しい方ではなかったのですが、実際にページ一つ任されて運用していったことで、その仕組みを体験を通じて学ぶことができました。
《続く》
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