あのレジェンドたちからもイジられる!?誰からも愛される男・新井貴浩の7つのエピソード
- 2016/5/10
- プロ野球
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全力プレーが魅力のスラッガー
2016年4月26日のヤクルト戦で2000本安打を達成し、新井貴浩選手は名球会の仲間入りを果たしました。しかし、多くの名選手が「孤高の天才」「一匹狼」というように呼ばれるのに対して、新井選手は若手にも先輩にもイジられ、ファンからも愛され続ける特別な存在として、名球会の選手としては異彩を放っています。
今回はそんな新井選手のイジられ、愛されエピソードを7つ紹介します。
1. 金本選手からの「三冠王?」Tシャツ事件
2011年に打点王を獲得した際に、新井選手の兄貴分である金本選手は記念として「併殺打王、失策王、(小さな文字で)打点王」と書かれた三冠王?Tシャツを制作。背面には新井選手の実家の住所が書かれている仕様で、なかなか手の込んだものとなっていました。
2. 金本選手引退試合ビンタ事件
現役最後の試合を終え、選手達と握手を交わす金本選手。後輩たちに短い言葉を掛けるなか、涙ぐむ新井選手には強烈なビンタをお見舞い。最後の最後まで仲の良さ?を見せた新井選手と金本選手でした。
3. 2015年ユニフォーム売上1位!
2015年の広島カープは黒田、前田健太、菊池、丸といった人気選手が勢揃い。しかし、それらの選手を押しのけてユニフォーム売上1位に輝いたのは、この年阪神から復帰した新井選手。開幕から好調をキープし一時は四番に座る活躍を見せるなど、ファンの期待に応えました。
4. 黒田のイタズラに気付かず帰寮
「男気」というイメージとは裏腹にイタズラが好きな黒田選手。キャンプ中、新井選手のがバッグの中に消化器を入れるイタズラを仕掛けますが、新井選手は気づかずにそのまま帰寮。最終的にカバンから洗濯物を出す時まで気付きませんでした。
5. カープ復帰戦の大歓声
涙のFA移籍から7年ぶりにカープに復帰した新井選手。「ブーイングも覚悟していた」という心境の中、開幕戦終盤に代打としてネクストサークルに向かうと球場がザワつきはじめ、打席に向かうと「打席でもずっと足が震えてましたね」と語るほどの大声援が送られました。結果はライトフライに終わりましたが、カープファンの新井選手への大声援はシーズン中衰えることはありませんでした。
6. 全選手が「2000本安打」Tシャツで後押し
2000本安打まであと数本と迫った試合前、新井選手を除く選手、監督、スタッフ全員が新井選手の顔と「1歩ずつ大台への階段を登っています。」とプリントされたTシャツを着用して後押し。これは黒田選手と小窪選手が共に企画したもので、Tシャツの背面には「まさかあの新井さんが…。」と書かれており、イジりも欠かさないデザインとなっていました。
7. 後輩からの手荒い祝福
2015年6月28日。決勝点となるホームランを放ちお立ち台に登った新井選手。インタビューが終了すると同時に、裏でスタンバイしていた18歳年下の鈴木誠也選手に大量の水を掛けられるという手荒い祝福を受けました。この後新井選手は「誠也、覚えとけよ(笑)」と返していますが、今シーズン逆襲のチャンスはあるのでしょうか。
自身初、悲願の優勝へ!
2016年でプロ17年目を迎えている新井選手。しかし、阪神時代に関本選手に「そういえば新井さんが来てから優勝してないですね」とイジられたように、広島、阪神時代を通して未だ優勝を経験していません。
2000本安打を達成し、広島中を沸かせた新井選手。次は自身初となる優勝へ、挑戦は続きます。