2016年はこの7選手の足に注目!快足ルーキーを一挙紹介
- 2016/4/7
- プロ野球
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オープン戦から早くも魅せる!新時代のスピードスターたち
2016年話題となっているルーキーたち。今回は『走』の能力が高い7選手をピックアップしました。球界屈指の俊足を武器に、活躍が期待される7選手をご紹介します。
大学野球屈指のスピードスター
吉持亮汰 (大商大→楽天2位)
楽天の吉持選手は、50m5秒8という驚異的な走力の他に、投手以外のポジションもこなせる、守備面でも器用な選手です。
関西六大学での通算盗塁数は63を記録。二盗三盗が当たり前で、次の塁を積極的に狙っていくスタイルはプロ向きでしょう。そして、守備面では遠投120mの強肩と守備範囲が広く、「強肩と俊足」を武器にスタメン奪取を狙います。
重信慎之介 (早大→巨人2位)
対抗するのは、50m5秒7と吉持選手を凌ぐ快足と高いミート力を持ち合わせた重信選手。
二盗の計測での最速タイムは3秒を切ったことがあり、巨人の山下スカウト部長は
塁間のタイムはオコエより上で、球界でもトップクラス。
と絶賛しました。さらに、打撃面でも昨秋のリーグ戦では首位打者に輝き、プロでも3割30盗塁が狙えてくる選手です。
山崎昇大郎 (日大→ヤクルト5位)
一芸度で見たら、山崎選手も負けてはいない。50mは5秒9と、吉持選手と重信選手のタイムと比べてもほとんど差はなく、走塁と守備は一軍レベルです。
当てにいく打撃ではなく思い切りの良い打撃ができているので、大いに今後のバッティングの成長にも期待です。
高山俊 (明大→阪神ドラフト1位)
阪神の黄金ルーキー 高山選手は、大学3年以降は毎シーズン打率3割3分以上を記録し、東京六大学リーグ通算安打記録を塗り替えた圧倒的な打撃が目立ちますが、50m5秒8、一塁到達は4.1秒前後、三塁到達は11.1秒前後をマークしています。
守っても遠投110mと、三拍子揃った外野手でトリプルスリーも意識できる逸材です。盗塁というより走塁センスが非常に高く、打った後の次の塁をどんどん狙い加速していく、つい見とれてしまうような走塁を見せます。
スピードスターの原石発見?!高卒ルーキーにも好素材
オコエ瑠偉 (関東一高→楽天1位)
夏の甲子園でその名を全国に轟かせ、楽天1位指名を勝ち取ったオコエ選手は、センター前安打を二塁打にする加速力と、高い身体能力を生かした守備範囲の広さが魅力的で、スター性も持っています。
大瀧愛斗 (花咲徳栄→西武4位)
夏の甲子園で「オコエは眼中にない」と言い放った筋肉隆々の「野生人」大瀧選手は、夏の甲子園でランニング本塁打を記録した右打ちの外野手で、荒っぽさを残すも豪快な打撃と50m6秒0の俊足が武器。
夏の甲子園準々決勝では小笠原慎之介選手投手(東海大相模→中日1位)、吉田凌投手(東海大相模→オリックス5位)からそれぞれ、1本ずつ安打を放つなどプロレベルの投手相手に、対応力の高さを見せました。
渡邊大樹 (専大松戸→ヤクルト6位)
ヤクルトの島原チーフスカウトが「和製大砲になれる逸材」と大きく期待する渡邊選手(専大松戸→ヤクルト6位)は、高校通算17本塁打と長打も打てる遊撃手で、50mは5秒9と俊足強打の選手です。
一塁到達タイムは、オコエ瑠偉選手や吉持亮汰選手とヒケをとらずわ高校生内野手の中ではトップクラスのポテンシャルを秘めています。フットワークとスローイングといった守備面を鍛え、目標である山田哲人選手のように将来的にはトリプルスリーも狙います。
大卒は即戦力型・高卒は素材型!武器を生かして1軍へ
盗塁・走塁で頭角を現しそうなのは大卒組の、吉持選手と重信選手、そして山崎選手の三人でしょうか。
走攻守全てにおいて高い水準の高山選手は別格。オコエ選手もレギュラー奪取できるか期待したいですね。
『走』のテーマにおいて、私が1番注目したいのは大瀧選手。走力だけでなく、超高校級レベルの投手にも即対応できる打撃にも期待したいところです。
渡邊選手も遊撃手として守備面を鍛えれば、将来のリードオフマンとして戦えるでしょう。脚で魅せる若き戦士たち、誰が一番速く、長く走れるのか楽しみです。
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