チームに3人もプロ野球選手が!2006年〜2011年の帝京高校甲子園出場メンバーが凄い
上級生にも下級生にも後のプロ野球選手が
プロ野球選手を多く輩出している帝京高校。その中でも2006年から2011年の甲子園に出場した年は各学年に、その後プロで活躍する選手がいました。今回は2006年から2011年の帝京の甲子園出場メンバーを紹介します。
2006年 夏の甲子園 ベスト8
この年の帝京は2年生エース大田阿斗里選手を中心に、2回戦の如水館を10-2、3回戦福工大城東を延長10回5-4で破り、ベスト8まで勝ち上がりました。智辯和歌山との準々決勝は後に語り継がれるほどの打ち合いとなりました。
杉谷拳士 (当時1年 現 北海道日本ハムファイターズ)
1年生から名門帝京のレギュラーを奪取し、準々決勝の智辯和歌山戦でもヒットを放つなど当時からセンス溢れる選手でした。
大田阿斗里 (当時2年 現オリックス・バファローズ)
2年生時からエースナンバーを背負い、主力として甲子園8強入りに大きく貢献しました。
中村晃 (当時2年 現福岡ソフトバンクホークス)
2回戦の如水館戦でホームランを放つなど、2年生4番のスラッガーとして、注目されていました。
2007年 センバツ ベスト4 2007年 夏の甲子園
1回戦の小城戦で初回に6得点、2回戦の市川戦では1.2回で10得点、準々決勝の広陵戦でも初回に6得点、4試合で32得点の圧倒的な攻撃力と昨夏の甲子園を経験したエースの大田阿斗里選手を軸に、準決勝まで勝ち進みました。準決勝では大垣日大に4-5で惜しくも敗れています。
大田阿斗里選手 (当時3年 元横浜DeNAベイスターズ)
最速150キロを誇る豪速球で1回戦の小城戦で20奪三振を達成しました。13回と3分の2を投げて、24奪三振1失点と好成績を残しています。
中村晃選手 (当時3年 現福岡ソフトバンクホークス)
主将としてチームを引っ張り、12打数6安打と打率.500をマークし、1本塁打も記録しています。
2009年 夏の甲子園 ベスト8
140キロ超えの投手が5人おり、優勝候補の呼び声も高かった代で、1回戦の敦賀気比を1得点、2回戦の九州国際大付を3点に抑えています。準々決勝で県岐阜商に3-6で敗退。
原口文仁選手 (当時3年 現阪神タイガース)
140キロ台の速球を投げる複数の投手を好リードし、帝京の5番打者としても活躍。夏の甲子園では、打率.385の高打率をマークしています。
伊藤拓郎選手 (当時1年 元横浜DeNAベイスターズ)
当時1年で背番号18を着けながら、1年生史上最速の148キロを計測した剛腕。投げたイニングは3回3分の2ながら、強烈なインパクトを残しました。
2010年 センバツ ベスト8
1回戦の神戸国際大附戦は、今大会トップクラスの好ゲームと言われるほどの接戦でした。神戸国際大附を3-2で下すと、2回戦の三重戦では敗北目前で3-2で逆転勝ち、準々決勝では、後に春夏連覇を達成する興南に0-5と完敗しました。
松本剛選手(当時2年 現日本ハムファイターズ)
センバツ時は大会直前に怪我をして、下位に座っていましたが、2回戦では下位にいたのが功を奏して、9回裏の先頭打者としてレフト前にヒットを放ち、同点のランナーになりました。
伊藤拓郎選手(当時2年 元横浜DeNAベイスターズ)
140キロ台の直球とキレのあるスライダーを武器にし、1回戦の神戸国際大附戦で先発して、9回を2失点にまとめ好投、続く2回戦の三重戦でも先発し延長10回を投げ抜いて2失点に抑えました。
山崎康晃選手(当時3年 現横浜DeNAベイスターズ)
キレのある直球が武器。準々決勝の興南戦で登板し、2回3分の1を3奪三振無失点と強力打線をしっかりと抑えています。
2011年 夏の甲子園 2回戦敗退
エースとなった伊藤拓郎選手、攻守の要の松本剛選手、1年生捕手の石川亮選手ら後にプロへ進む選手が3人と、タレントが揃っていた年でした。1回戦では当時2年生の大谷翔平選手擁する花巻東と激突し、両チーム合わせて、後にプロ野球選手になる選手が4人と豪華な顔合わせとなりました。
伊藤拓郎選手 (当時3年 元横浜DeNAベイスターズ)
最後の夏の甲子園は3回3分の2を投げて、5失点と振るわなかったですが、最速145キロの直球と高速スライダーを武器に、金の卵と思える素材でした。
松本剛選手 (当時3年 現北海道日本ハムファイターズ)
1年夏から名門のレギュラーを務めた帝京の攻守の要の選手。通算本塁打33発と遊撃手としての堅実な守備は当時から光っていました。最後の甲子園では2試合で打率.444、本塁打1本と大活躍しました。
石川亮選手 (当時1年 現北海道日本ハムファイターズ)
憧れの先輩を強気にリードした1年生捕手。1回戦の花巻東戦では、捕手として先発出場し、大谷翔平選手から2安打を放っています。
プロ野球ではもちろんの事、近年ではテレビ出演でも帝京出身のプロ野球選手が活躍を見せています。もちろん、2011年から遠ざかっている甲子園。名門 帝京の復活、そして帝京出身のプロ野球選手のさらなる活躍に期待がかかります。
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