2016年「侍ジャパンvs台湾代表」強化試合直前!人気上昇中の台湾野球ヒストリーをまとめてみた

  • 2016/2/29
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アジアで3番目に誕生したプロ野球

1990年に誕生し、比較的「若い」リーグと言える台湾プロ野球。しかし、台湾での国際試合となれば大応援団がスタンドを一色に染め、台湾国内が試合展開に一喜一憂するほどにまで人気は上昇しています。

今回は、そんな台湾野球の人気に影響を与えたスター選手や、国際大会での輝かしい戦績を紹介します。

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バルセロナ五輪銀メダル

1992年のバルセロナ五輪。台湾代表は予選リーグで日本やプエルトリコといった強豪を次々と撃破する快進撃を見せます。さらに本戦準決勝でも日本を再び破り、決勝進出を決めました。決勝戦こそキューバに敗れてしまいましたが、オリンピック銀メダルという快挙に台湾中が熱狂しました。

 

台湾人初のメジャーリーガー・王建民

王建民投手は2000年にニューヨーク・ヤンキースと契約を結びました。入団当初は速球が武器の投手でしたが投球スタイルを変え、高速シンカーを武器に2006年・2007年と2年連続で19勝を挙げ、2006年には最多勝を獲得。2013年の第3回WBCではオーストラリア戦で6回無失点、日本戦でも6回無失点と、台湾の快進撃を支えました。現在ではカンザスシティ・ロイヤルズ傘下に所属しています。

 

スーパースター・陽岱鋼

野球留学で福岡第一高校へ入学し、高校通算通算39本塁打と怪物ぶりを見せつけた陽岱鋼選手。2005年のドラフトでは日本ハムが1位指名しました。この台湾人史上最高順位 ドラフト1位での指名は台湾で話題となりました。陽岱鋼選手が入団した日本ハムでは台湾からの観戦者が増加し、球団では台湾からの観戦者を対象としたサービスも始まっています。

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WBC快進撃

2013年、シーズン開幕前に行われた第3回WBCで台湾代表が快進撃を繰り広げました。第1ラウンドでは、強豪オランダ・韓国と同じグループに入るものの突破し、第2ラウンドでは日本と延長戦にもつれる大激闘を演じました。

 

今後、さらに盛り上がりを見せる台湾野球

台湾野球のユニバーシアードやU-18世代は国際大会で常に上位に進出しています。この世代から台湾を代表するようなスター選手が誕生し、いつか再び世界の舞台で台湾旋風を起こしてくれるかもしれません。

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3月に日本で行われる侍ジャパンとの強化試合。彼らはそこで、進化した「台湾野球」を見せてくれることでしょう。

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